新型コロナウィルスに効く消毒液の裏ワザ的入手法 - ウォーターズインク Waters Inc.

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新型コロナウィルスに効く消毒液の裏ワザ的入手法

2020/03/26

消毒用エタノールが無い!

新型コロナウィルスへの警戒感が薄れてきた矢先、再び危機感を呼び覚まされる事態が相次いでますが、皆さんチに消毒液はありますか?

慌てなくても大丈夫!
今回は安く簡単に代用品を作る方法です。

 お薬屋さんからは消毒用エタノールがなくなってしまったし、成分不足の頼りなさそうな除菌剤の類もなくなりましたが、新型コロナウィルスに消毒効果があるアルコールはエチルアルコール(エタノール)だけじゃないよ。

イソプロピルアルコール(イソプロパノール)って、脱脂作用が強めのアルコールがあります。

工業分野では油落としや基盤の洗浄剤として一般的に使われてるアルコールなんですが、ウィルスの消毒効果はエタノールとそれほど大きくは変わらないみたい。

成分がよくわからない除菌剤なんかよりよほど効果的だし、なにより手に入るってのがありがたい。

てか、安いのも嬉しいですよね。

安い理由はイソプロピルアルコールはエタノールと違って飲めないから酒税が掛からないんです。

そのぶん安く買えるということで、粗悪だから安価というクオリティの価格差じゃない。

で、どこで何を買ったらいいかというと

カー用品店かホームセンターのカー用品売り場。

品物はクルマの水抜き剤。

200円もあればお釣りが返ってきます。

家に帰ったらちょっとだけ水で薄めます。

これでドアノブ、便座、スイッチ、キーボード、家具、床、ソファーなど、大抵のモノを消毒できます。

もうチョット詳しく話しますね。

消毒に使うアルコールは70~80%の濃度がいいんです。

それより薄いと消毒効果が得られないし、
無水エタノールみたいに99.9%とかになると
消毒する前に蒸発してしまうから
やっぱり消毒効果が得られない。

で、水抜き剤はだいたい99%以上ある。

なのでひとつだけ、
最も効果が高い濃度に希釈する作業をしてください。


80%溶液を作るのです

薄めるのは本来は精製水ですが、まぁ水道水でいいでしょう。

水の量は下の式に当てはめてください、80%になるから。

(水の量)=(水抜き剤の容量)÷ 0.8 -(水抜き剤の容量)

 買ってきた水抜き剤が200㎖だったら

200÷0.8-200=50 なので
50㏄の水を加えると80%溶液になります。


消毒に都合がいい濃度です。

簡単でしょ

200円足らずで250㎖の消毒液の完成です。

消毒液は薬屋さんで買うもの、って思い込みを外してやると案外景色は変わるもんです

4つだけ注意しないといけないことがあります。

その1:防錆剤が入ってない水抜き剤を選んでください。

その2:脱脂作用がエタノールより強いから保湿クリームとかで肌の保護をしてください。

その3:食材の消毒はいけません。

その4:飲むのもヤメテください。

薬屋さんでは60%に満たない殺菌・消毒・抗菌商品も売られてるそうですが、それよりかはずっと効果的です。

手指を消毒したいなら、
消毒剤なんか使わず石鹸で洗って
水で流すのが一番いいです。

なんだかんだ言ってもアルコールは手を乾燥させるからね。

 おなじウィルスでもノロロタはcovid-19とは構造が違うから、それの消毒液の作り方はまた今度ね。

量さえ間違えなかったら自宅にあるもので簡単に作れるから。

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